今回ご紹介するのは、NY発のブランド・Alexandra Greco（アレクサンドラグレコ）のドレスです。2013年にドレスラインをスタートして以来、ファッション感度の高い女性たちの心を惹きつけてやみません。 フランス人女優のカトリーヌ･ドヌーブなどのアイコンから着想を経て作られたフェミニンなドレスの数々は、甘さとシンプルさのバランスが絶妙。大人の花嫁の優雅な表情を引き立ててくれると評判です。 ブルックリン出身のデザイナーの都会的なセンスが、ディテールの一つひとつに余すことなく反映されています。

 

この「Verita」ドレスは、フェミニンなムード満点。しっとりとした落ち感のある素材を使い、広がりすぎないシルエットを作り上げています。大人っぽいテイストながらも、大きなボタニカルの刺繍や動くたびに揺れるスリーブなどのディテールによって、可憐な印象をプラス。落ち着いた印象のなかにちらりと愛らしさをのぞかせます。 可愛さとエレガントさをあわせ持つデザインなので、緑の中や街角の明るいロケーション、夜景などのナイトロケーションのどちらにも映えます。スレンダーラインで足さばきが良く、挙式中やロケ中に動きやすいところも魅力です。

 

正面から全身を見ると、ふんわりとした生地感によって生まれるやわらかな雰囲気が印象的です。シルエットはシンプルですが、素材がソフトなので女性らしい優しげな印象に。また、胸下に切り替えがあり、さりげなくスタイルアップが狙える点も見逃せません。 スタイルを強調するようなデザインではないので、体型をカバーしたい女性も安心して着られる一着です。「フェミニン」「ふんわり」「優雅」などのキーワードでドレスを探している方におすすめします。

 

サイドから全身をとらえると、透け感のあるハーフスリーブが目を惹きます。「腕は出したくないけれど、程よく肌は見せて垢抜けたい」というニーズを叶えてくれるデザインです。指輪交換やケーキカットなどの腕まわりがクローズアップされるシーンでも、袖がひらひらと軽やかに揺れ、所作を美しく見せてくれますよ。

 

こちらはバックショット。前面と同様に花の刺繍があしらわれています。大きなボタニカル模様で、背中の露出を抑えられるのも嬉しいところ。スカートのシンプルさが、上半身から腰にかけてのデコラティブなデザインをより華やかさを際立てています。トレーンが長すぎないので、後ろから見た立ち姿は大人っぽく洗練された雰囲気です。

 

上半身で視線を集めるのはやはり繊細な刺繍の部分です。純白の花が、華やかながらも清楚な印象を引き立ています。一つひとつの花が大ぶりのサイズで、大人っぽさを感じさせるのもデザインのポイント。小粒のビーズが散りばめられており、動くたびに控えめにキラリと光ります。

 

後ろ姿の刺繍部分は、近くで見るとその繊細なディテールに驚かされます。躍動感があるボタニカル模様ときらめくビーズが、美しいバックスタイルを叶えてくれますよ。透け感のある素材で、さりげなく背中をカバーできるので、着心地が良く安心感もあります。

 

腕まわりをクローズアップすると、小さな花びらのような刺繍が散らされているのが目に入ります。腕をカバーしつつ、さりげなく華やかさをアピールできますよ。袖のゆったりとしたやわらかな生地感が、このドレスならではの優しげな表情を印象付けます。