似合うウェディングドレスの選び方【カラー診断・顔タイプ別】

似合うウェディングドレスの選び方【カラー診断・顔タイプ別】

ドレス
Updated: 2021-06-14
この記事では、筆者がブライダル業界の司会者として数十年携わってきた経験と、カラー診断や顔タイプ診断の理論を基に自分に似合うドレスの選び方と、さらにオシャレに見せるポイントをお話します。 結婚式準備がラクになり、当日おふたりがもっと輝けるアドバイスをお伝えするので、これからドレス選びを始める方、既にドレス選びをしていてドレス迷子になっている方、またプロのドレスコーディネーターさんも是非参考にしてください。

オシャレに見せたければ自分に似合うウェディングドレスを

似合うドレス選びとオシャレに見せる見せるドレス選びは共通しています。例えば宝塚の男役のような、背が高くスタイリッシュでかっこいい雰囲気の女性が、ボリュームのあるレースやフリルがたくさんついたドレスを着ると、オシャレには見えないですよね。

見ている人が少しでも違和感を感じてしまうと、オシャレではなくなってしまいます。ということは、オシャレに見せたければ、「似合う」ということが大前提になります。

では自分に「似合う」ドレスはどのように選んだら良いのでしょうか?ポイントは3つあります。

似合うドレスを選ぶ3つのポイント
  1. ウェディングドレスの「色」
  2. ウェディングドレスの「形」
  3. ウェディングドレスの「素材」

ウェディングドレスの「白色」を味方につける

似合うドレス選びのポイント1つ目は「色」です。似合う「白色」を身につけると肌映りが良くなります。

ウェディングドレスの白には実は種類があります。ホワイト、オフホワイト、アイボリー、生成りの4種類です。

ホワイトは真っ白な純白、オフホワイトは純白に少し肌色を混ぜた色、アイボリーは黄味の強い暖かみのあるクリーム色です。生成りはほぼベージュなので割愛します。

色白ブルベさんは純白のホワイト

真っ白な純白のホワイトは青味のあるブルーベースで色白肌の人がよく似合います。もともとの色白から、より透明感がアップします。黒髪の人にもとても似合います。そして反対に真逆である色黒の人も似合う色です。色黒と真っ白の強いコントラストにより、かっこよく着こなすことができます。

純白のウェディングドレスは似合う人が少ないので、ドレスの規格自体、他に比べて数が少ないのが特徴です。ですから、ブルベの色白で黒髪の、純白が似合う人には是非チャレンジして欲しいです。

純白ホワイトが似合う花嫁さん
  • ブルーベースの色白肌
  • 黒髪
  • 色黒

健康的なイエベさんはアイボリー

黄味の強いアイボリーはイエローベースの人が着ると似合います。色が浮くことなくお肌に馴染んでくれるので、明るさがトーンアップするだけでなく、持ち前の健康的なお肌を生き生きと見せてくれたり、陶器のように肌を滑らかに見せてくれます。

黄味の入った色は天然素材が使われているので、ナチュラルな雰囲気に見せてくれる効果もあります。

アイボリーが似合う花嫁さん
  • イエローベースのお肌

日本人の肌に一番合うのはオフホワイト

ちょうど中間の色オフホワイトは日本人の肌には一番合うと言われているので、ドレスの種類もとても多いです。ブルベ寄りの人は純白に近いオフホワイトを、イエベ寄りの人はアイボリーに近い、黄味の入ったオフホワイトを選ぶと、よりお肌に合います。

オフホワイトが似合う花嫁さん
  • 日本人の多くに似合う
  • ブルベ寄りは純白に近いオフホワイトを
  • イエベ寄りはアイボリーに近いオフホワイトを

似合う「白」を見つける大切さ

基本的に白は肌を明るく見せてくれる効果がありますが『似合う白』を身につけると、お肌の質感が美しく見えます。是非似合う白を身につけて色を味方に、美しさを倍増させてください。

ウェディングドレスの「形」は体型や理想の雰囲気で選ぶ

似合うドレス選びのポイント2つ目はドレスの「形」。シルエットは当日の自分を縁取る輪郭になるので、ライン選びは重要です。ラインは大きく分けて4つあります。

ウェディングドレス4つのライン
  1. Aライン
  2. プリンセスライン
  3. マーメードライン
  4. スレンダーライン

それぞれのラインについて、似合う体型や雰囲気をお話します。

クラシカルなAラインはどんな体型もスタイルアップしてくれる

ウエストの位置から裾に向かって徐々に広がっていくアルファベットのAの形をしたAラインのドレスは、クラシカルで正統派なイメージを与えてくれます。腰周りのボリュームが少なくスッキリ見せてくれるので、どんな体型の人もスタイルアップして見えます。

縦長に見せてくれる効果があるので、特に背の低い人にもとてもよく似合います。背の低い人は、ウエストの切り替えがなく、腰より少し上の辺りから広がっていくデザインの物を選ぶと、重心が上にあがり縦のラインを強調してくれるのでおすすめです。

華やかなプリンセスラインは体型隠しにもオススメ

プリンセスラインはウエストからふわっと広がるボリュームが特徴のドレスで、その名前の通りお姫様をイメージさせるような雰囲気を作ってくれます。

正確に言うとウエストに切り替えのないものがプリンセスライン、ウエストに切り替えがあるものはベルラインといいますが、最近ではボリュームがあるドレス=プリンセスラインと一般的に名前が通っています。ベルラインと言ってもドレスショップの人にも伝わらない場合もあるので、丸みのあるふんわりしたドレス=プリンセスラインと覚えましょう。

プリンセスラインのドレスはレースやチュールなどの軽めの素材を何枚もあわせてボリュームを出しているので、華やかさや可愛らしさ、ロマンチックな雰囲気を演出したい人にぴったりのドレスです。

シンプルすぎるドレスだと貧相に見えてしまうという人や、可愛らしい雰囲気のぽっちゃり体型でシンプルすぎるドレスはバランスが悪いという人にも似合います。ウエストからふわっとふくらんでいるので下半身が気になる人、例えば下腹がぽっこり出てるのが気になるとか、お尻が大きいのが気になるという人にもオススメです。

挙式の時はスタイリッシュなドレスにして、お色直しでプリンセスラインのふわふわしたドレスを選ぶ人も多いです。

女性らしいマーメードラインは大人っぽくセクシーに

マーメイドラインのドレスは体にぴったりとしたラインで、膝の下あたりから尾びれのように裾に広がった、人魚を型どったようなラインのドレスです。体のラインを強調するので、大人っぽいイメージや女性らしいセクシーな美しさを演出してくれます。

マーメイドラインのドレスは重心が裾にあるので、背の低い人よりは背の高い人の方がスタイリッシュに着こなせます。またメリハリのある体型の人にも似合います。マーメイドラインのドレスを着こなせる人=スタイルのいい人なので、スタイルに自信のある人には是非オススメしたいドレスです。

トレンドはカジュアルなスレンダーライン

スレンダーラインはアルファベットのIの字のように縦長のラインを強調したドレスです。マーメイドラインほど細くはないですがボリュームは抑えてあり、スタイリッシュなイメージを演出してくれます。こちらも背の高い人、そしてスレンダーな人によく似合います。

ボリュームが少ない分、裾さばきが軽やかになるので、例えばガーデンウェディングでも動きやすく、カジュアルでナチュラルな雰囲気を出したい時にオススメのドレスです。

広がりが少ないシンプルなドレスが多いので、大きなブーケやタッセルなどの大ぶりのアクセサリーを身につけると素敵に仕上がります。最近はボリュームが大きいものよりも、スレンダーラインのものがトレンドです。

スレンダーラインの中でも、胸の下に切り替えがありそこからストンと落ちる形、女神様のような雰囲気のドレスをエンパイアラインと呼びます。こちらはウエストの位置が高い位置にあるので背の低い人におすすめ。またウエストを締め付けないのでマタニティの方も安心して着ることができます。

「素材」選びは顔の印象から決まる

似合うドレス選びのポイント3つ目はドレスの「素材」。素材選びはドレスの生地感だけでなく、ドレスの装飾やドレス全体の雰囲気にも関係しています。そして着る人のお顔の印象と深く関わってきます。

子供っぽい、大人っぽいで決まる似合う素材

子供っぽい可愛らしいお顔立ちの人は、プリンセスラインのように丸みのあるボリュームのあるようなラインの方が似合います。反対に、大人っぽいお顔立ちになればなるほど、ボリュームが抑えられたラインが似合います。

子供っぽいお顔立ちの人は左側にまとまっているように、首の空きは浅く丸いもの、素材は軽く薄いふわふわしたチュール感のあるもの、装飾は小さめで小花やドット柄などがよく似合います。

大人っぽいお顔立ちの人は右側にまとまっているように、首の空きは深くシャープなもの、素材はしっかりとした厚みと光沢のあるもの、装飾は大ぶりで大胆な柄やレース、流れるようなラインのものがよく似合います。

直線的、曲線的で決まる似合う素材

更にクールで直線的なお顔立ちの人と、曲線の多いお顔立ちの人によっても似合う素材が変わってきます。

直線的なお顔立ちの人はスレンダーラインやエンパイアドレスなどのボリュームが少なめのドレスが似合いますが、曲線の多いお顔立ちの人はシンプルすぎない膨らみのあるAラインのドレスやボリュームのある曲線を描いた丸みのあるドレスが似合います。

生地や装飾も直線的なお顔立ちの人はふんわり感の少ないハリのあるサテンやタフタのような素材、キーワードでいうとシンプル、スタイリッシュでシャープなものがよく似合います。

曲線の多いお顔立ちの人は生地自体も柔らかさのあるふわっとした雰囲気のもの、ソフトチュールやフリル、リボンなど女の子らしい装飾が多く華やかで可愛らしい物を選ぶとお顔立ちと調和してよく似合います。

クロスの法則でどこかに必ず似合うものを残す

ここからがさらにオシャレに見せるワンポイントアドバイス「クロスの法則」です。

例えば子供っぽいお顔立ちで、可愛らしい雰囲気のドレスが似合うと分かっていても、スレンダーな大人っぽいドレスが着たい!という人もいるでしょう。

ですが、子供っぽい雰囲気の人が胸元が開いた大胆な素材のマーメイドラインのドレスなど、すべての要素が大人っぽい方向に寄ってしまうと違和感が出てしまいます。違和感が出ること=似合っていないものになり、オシャレには見えなくなってしまいます。

そこで子供っぽい雰囲気の人はプリンセスラインを選んで素材だけ大人っぽいものを選びましょう。

もしくはラインをスレンダーにするのであればどこか素材に可愛らしい雰囲気を残す、といったクロスの法則を使うとオシャレに見せることができます。

全部を真逆にしてしまうと違和感が出てしまうので、クロスの法則でミックスさせることを意識してみてください。

どこかに必ず似合うものを残して自分の理想に近づける。それがオシャレに見せるポイントです。

この記事のまとめ

オシャレに見せるには自分に似合うドレスを選ぶことが大切です。まずは「色」を味方につけて、自分に似合う白を選び、肌を美しく見せましょう。そして自分をスタイルアップさせる「形」を知ること。更にクロスの法則で「素材」を選び、違和感が出ないようにすることがオシャレに見せるポイントです。

是非運命の一着を見つけて、素敵な花嫁さんになってください。

presented by
花嫁イメージコンサルタント/結婚式司会者
山本裕美
ブライダル業界の司会に十年以上携わってきた経験と、カラー診断や顔タイプ診断の理論を基に、花嫁さんをさらに美しく魅力的に見せるための情報を発信している。